CO.HACHIOJI元気な企業インタビュー
第16回 フォトプレシジョン(株)
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フォトファブリケーションによる高度なものづくり
取材先 フォトプレシジョン(株)(代表取締役 石井隆弘)
所在地 八王子市千人町2-7-5
電話 042-666-8211
e-mail webmaster@photopre.co.jp
■設立/1980年4月 ■資本金/1,200万円 ■社員数/14名
■事業内容/フォトエッチングによる精密機器の製造並びに販売
フォトプレシジョン株式会社はフォトエッチングを中心的技術として、マイクロエレクトロニクスやオプトエレクトロニクスをはじめとする様々な分野で、試作・開発に貢献する会社である。多様な経験の積み重ねに裏付けられた自由な発想で、次世代製品の研究開発に必要なアイデア、技術を提供している。日々技術の研鑽に努めると共に、可能な限り高度な設備を導入し、お客様の要望に応えている。 |
自社の強みや魅力はなんですか?
フォトプレシジョン株式会社は、フォトファブリケーションに関連する複数の技術や装置を社内に保有しています。様々な手法を組み合わせることで、特注品や試作品などの多様なご要望にお応えします。試作品は常に次世代の産業を見据えて開発されていますから、当社も、次世代・次次世代の製品開発を視野に入れ、産学公連携や異業種交流等に積極的に参加しています。「ものづくり」の原点から「次世代」を切り拓く、それが当社の強みです。 |
どのような製品/サービスを提供されていますか?
フォトファブリケーションを中心に、様々な技術を組み合わせることにより、精密で複雑な部品を作ることができます。当社の保有技術は、フォトエッチング、薄膜コーティング、シリコンエッチング、ガラスエッチング、サンドブラスト、電解メッキ、フォトリソグラフィなど多岐にわたります。これらを組み合わせることにより、医療機器や通信機器をはじめ様々な分野の試作、開発に対応しています。お客様の発想や作りたい物に対し、これまでの経験を活かし加工技術を |
従業員に求める能力/スキルはなんですか?
また、仕事の上で何か行き詰まったり失敗したりしたときに、それをマイナスに捉えるのではなく、その失敗から学ぶという発想のほうが必要だと思います。失敗から学び、他のやり方を考え、そうした経験を知識として蓄積していくことに面白みを感じることができる人にはうってつけの仕事です。
−従業員の方にお聞きしました−会社で働くやりがいを教えてください
(技術担当)携わった作製品や技術がお客様の製品に使われていること、またモノづくりをするこ
とそのものにもやりがいを感じます。依頼される試作・開発は、経験のない材料や新しい試みも多く
なります。依頼品に合った製造工程を考え、温度や時間などの様々な条件を検討することには面白さ
があります。そうしてようやく要求される仕様や納期に仕上げることが出来た時には達成感もありま
す。お客様に喜んでいただけるよう、これからも依頼に対してきめ細やかな対応をしていきたいと思
います。
代表から一言
日本の製造業における「縁の下の力持ち」として、ものづくりに関われているのではないかと自負しています。弊社の製造技術を活かして社会に貢献していきたいです。 仕事の内容はその都度まったく違うので、「まずはやってみる」という姿勢で臨むのが弊社の特徴です。ものづくりが好きな人は、今ある情報の中で好きなことを探してみてください。そして見つかったら、「まずはやってみる」の精神を大切に。 |
取材学生の感想
今回お話を聞かせていただき「何事もまずやってみる」ということが一番印象に残りました。私も今後は「何事もまずやってみる」という言葉を思い出し、色々なことに挑戦していきたいと感じました。取材の最後に工場を見学させていただき様々な機械を見る良い経験になりました。今回は、取材をさせていただきありがとうございました。 |
日本工学院八王子専門学校 テクノロジーカレッジ ロボット科 2年 磯部 佑太 |