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第13期はちおうじ未来塾 第1回(合宿)を開催しました。
「はちおうじ未来塾」では、事業を承継しようとする後継者(または既に承継した方)を対象に、業種や年齢を超えた塾生相互の交流を通じて自ら考え志を高めていくことで次の世代の経営力を養います。
今年で13年目を迎える今期は10名の塾生が入塾されました。
■1泊2日の合宿でスタート
初回となる5月18日(土)は大学セミナーハウス(八王子市下柚木)にて1泊2日の合宿を実施。初日は“とことん自己紹介”と題し、各塾生20分間の時間を設け、生い立ちから現在の仕事の話や趣味などのプライベートな話など、各々テーマの縛りは無くとことんお話しいただきました。
見ず知らずの人達に対して、自身について長時間一方的に紹介することは、なかなか高いハードルです。敢えてその機会を最初につくることで経営者として大切な「伝える力を養うこと」「自分を知ること」そして話す側だけでなく聞く側にとっても「塾生相互のことを知ること」を目的としています。
自己紹介の内容はまさに十人十色。塾生各々のお人柄も知ることができ、初日が終了するころには塾生間の距離感も大分縮まったように感じられました。
■1年後の自分を考える
2日目のカリキュラムは、当塾の運営協力をいただいている「HFA(Hachioji Future Association)」にご担当いただきました。
(未来塾卒業生で構成されているHFAは、カリキュラム構成の提案から、塾生のフォローなどでご協力頂いています。自らも未来塾を経験した立場から、塾生と同じ目線に立ち、塾生と共に考え学び、時にアドバイスを行うなど親身な対応を心掛けています)。
当日のカリキュラムは3部構成。
はじめに「はちおうじ未来塾を10倍効果的に活用する方法」と題し、当塾を受講するにあたってのポイントや心構えについてお話しいただきました。未来塾とは「後継者ではなく経営者を育成する場」。経営者と後継者の違いとは?後継者の宿命とは?経営者の資質とは?等、一つひとつ丁寧にお話しいただきながら、未来塾でそれらを考えながら学ぶ大切さを説かれていました。
続いてパネルディスカッション。こちらはHFAがパネラーとなり、入塾前/入塾中/卒業後の体験談をお話しいただきました。未来塾に入って自らの考えや行動が変化したことや卒業後に挑戦しつづけていることなど赤裸々にお話しいただけたことは、塾生にとっても今後のモチベーションにも繋がったのではないでしょうか。
最後にグループディスカッションを行いました。テーマは「1年後の自分」。未来塾や日々の業務を通じて1年後に自社や自身がどのような姿になっていたいかの目標をグループごとに意見交換しながら自分の肚に落とし込み考える時間となりました。ディスカッション後は各々立てた「1年後の自分」という目標を宣言しました。
「1年後」は長いようであっという間。日々の業務や未来塾を通じて様々な気づきを得るにあたり結果、目標が変わることもあるかもしれません。運営一同、塾生の持つ目標に対するプロセスや想いを尊重しながら、塾生皆様のサポートをしていきたいと考えております。
以上、1泊2日の濃いカリキュラムでありましたが無事に初回を終了することができました。3月までの約10か月間、どうぞよろしくお願いいたします。