第13期はちおうじ未来塾 第2回を開催しました。
前回5/18(土)19(日)の初回合宿に続き6/15(土)に第2回を開催し、ソダチクス株式会社 代表取締役の佐藤泰博氏を講師にお招きしご講演いただきました。
佐藤氏は、大学卒業後、有限会社ミソノ写真館に入社し1993年には同社代表取締役に就任。そして写真館経営の傍ら、中小企業の組織活性化の一助となるべく、2008年に人材育成会社であるソダチクス株式会社を設立されました。
■リーダーに大切な考え・行動
講演テーマは「人間魅あるリーダーを目指して」。ご自身の体験談を交えて、リーダーに最も大切な【魅力を持って人を引き付けること】についてお話しいただきました。
佐藤氏は28歳まで人前でスピーチが出来ず、自己研鑽の目的で、東京青年会議所に入会されました。そこで多くのリーダーと出会い、研修のお蔭で卒業後には年間50回の講演を行うまでになられたそうです。
日々「人を感動させること・自分がトキメクこと」を追求されている佐藤氏。
講演では、これまでの出会いから得た感動体験や、目まぐるしく変化する「時流」や「ビジネスの在り方」をどのように自社に落とし込み「感動ビジネス」を創出されたかをお話しいただきました。
塾生と対話しながら講義を進められるその活き活きとした姿は、過去“あがり症”だったというお話しを忘れてしまうほど。塾生全員、佐藤氏のお人柄・お話しに引き込まれながら講義を受けていました。
■体験型プログラム~グループディスカッション
講義後は、体験型プログラムに移りました。
2つのプログラムを通じて、リーダーに必要な【傾聴力・観察力・洞察力・動機付け】について学びました。体を動かしながらのプログラムは楽しさがありながらも、普段おろそかにしがちな「コミュニケーションのあり方」を深く考えさせられる内容でした。
リーダーとして部下に伝える際に心がけるべきことは何か。自身の心の持ち方や相手への働きかけ方、そこには今日から始められる沢山の大切なことが詰まっていました。
続いて、本日講義と体験型プログラムを踏まえて塾生でチームを組み、グループディスカッションを実施。テーマは「リーダーの条件」。
塾生各自が考える「リーダー像」は何か?また自身とのギャップはどうか?ギャップを埋めるには今後どう行動していくべきか?等々を話し合い、発表していただきました。
■佐藤先生から塾生一人ひとりへメッセージ
最後に、塾生より各自カリキュラム感想を述べていただいた都度、佐藤氏よりこの半日で感じた各塾生の【素晴らしいところ・もっと伸ばせそうなところ】をお伝えいただきました。それぞれの塾生に送るアドバイスが大変的確で「この半日でそこまで人柄を見て感じることができるのか」と驚きの連続でした。塾生にとって、新たな気づきや再確認を得られた大切なメッセージであったと思います。
今回のカリキュラムにより、塾生は「明日からリーダーとして何を実行していくか」をより強く考える機会となったのではないでしょうか。次回の未来塾は7月20日。引き続き経営者マインドを育てるカリキュラム運営を検討してまいります。