第14期はちおうじ未来塾 今期の振り返りと今後の展開

 

 

「はちおうじ未来塾」では、事業を承継しようとする後継者(又は既に承継した方)を対象に、業種や年齢を超えた塾生相互の交流を通じて、自ら考え志を高め、次の世代の経営力を養います。
現在8名の14期生が当塾を受講されていますが、今回は、今期の振り返りとして塾をご紹介します。

 

■気付き・焦り・覚悟を得る講義

5月の初回講義は“とことん自己紹介”と題し、各塾生20分の時間を設け、生い立ちから現状の立場や悩みなど、自身について腹を割って話し合いました。自信と共に抱える悩みなどを共有し、参加者全員が他の塾生に多くの刺激を与える場となりました。また、翌日は講師を招いての講演やグループディスカッションを実施しました。
以降、毎月1回の講義を開催しています。予め年間を通したカリキュラムは決めておらず、各塾生の声を尊重し悩みなどを深掘りしながら、運営側で都度、講師や講義内容を決めます。
講師は、革新的な経営を行う経営者、大学教授、専門家など会社経営や経済情勢のプロフェッショナルをお招きし、講師の熱弁や同期との交流等を通じて様々な気付きや焦り、覚悟を得ることができます。講義は2月までで、3月には卒業発表があり、塾生が一番伝えたい人たちに、今後自身がしたいこと、会社の将来像など思いの丈を発表します。

 

 

■塾生と伴走する強力なバックアップ体制

入塾時に塾生個々が「はちおうじ未来塾」における自らの成長プランを描き、それが達成できるよう経験豊かな塾頭(サイバーシルクロード八王子会長 古瀬智之)を中心に、当塾卒業生が集う異業種団体HFA(Hachioji Future Association)、八王子市、八王子商工会議所が塾生個々の精神面をバックアップしています。産業支援機関と、自らも未来塾を経験した卒業生としての立場から、塾生と共に考え、学び、時にアドバイスを行うなど親身な対応を心がけています。
産業振興には、企業の持続的発展が不可欠です。今般叫ばれている後継者不足や人材難の解決の糸口として、今後も当事務局の人材育成事業は発展しながら運営して参ります。