佐藤工機(株)
日本の町工場として支えていく
取材先 佐藤工機(株) (代表取締役 佐藤 良子)
所在地 八王子市大和田町7-4-22
電話:042-644-5032 FAX:042-645-6680
■設立/1970年9月 ■資本金/1,000万円 ■社員数/18名
■事業内容/①加工部品製造 ②オリジナルプレート・オリジナル計測器製造・販売 ③リハビリテーション器具製造・販売
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部品の製造で日本の産業を支えている佐藤工 |
自社の強みや魅力はなんですか?
「はやく、安く、良いものを提供できる」ことが当社の強みです。当社では納期を守ることを特に重視していて、その面では顧客からも特に信頼されております。また、当社は製造機械や設備への投資を積極的に行っており、それらをどのように使えば速く製品を製造することができるかを常に模索しながら製造を行っております。その結果、製造にかかる時間を短縮することができ、コストダウンにつながっていると考えております。 |
加えて当社には熟練工が揃っていることも、多種にわたる製造機械との連携も相まって、短納期で高品質な製品を作ることにつながっております。先代は良いものを提供するという意味で、優秀な技術者でしたが、価格が見合っておらず赤字が続いておりました。そこで、私が経営者となった後は、赤字で苦労した経験を踏まえて、私自身は「赤字をださないこと」や「欲をかかないこと」を信念にもち、大切にしております。
どのような製品/サービスを提供されていますか?
当社では、主に部品の製造や、プレート・計測器の製造、などを行っております。部品の製造では、半導体装置を製造する機械の部品や鉄道関係の高圧電圧の遮断機の保守部品の製造も行っております。半導体業界は現在活況なこともあり、当社も24時間体制で対応するなどして忙しくしております。遮断機の保守部品は定期的に交換するものであり、そのためリーマンショックなどでお仕事が著しく減っていた時でも途切れなかった安定したお仕事です。また、一般向けの販売は行っておりませんが、当社は上肢リハビリテーション |
器具「楽楽リハちゃん」の産学連携で開発も行っております。この「楽楽リハちゃん」は、腕のリハビリを行うためのもので、文字を書くことや、コンピュータを用いて絵を描くことができます。この製品は都や八王子市から認定もいただいており、特許も取得しております。
従業員に求める能力/スキルはなんですか?
当社で従業員に求めることは、「向上心を持つこと」と「素直であること」です。一つのやり方にこだわるのではなく、相談したり、色々な方法を試すことができる人は伸び代があるように感じます。
実際仕事を早く終わらせるために機械の設定などを試行錯誤する人は成長が速いです。当社ではスキル向上を促すため従業員を積極的に工具の講習会や協力会社に学びに行かせることもしています。
実際仕事を早く終わらせるために機械の設定などを試行錯誤する人は成長が速いです。当社ではスキル向上を促すため従業員を積極的に工具の講習会や協力会社に学びに行かせることもしています。
会社で働くやりがいを教えてください
私はIT系の仕事から当社に入社いたしました。IT系の仕事とは違い、製品が出来上がり、出来上がった製品がお客様に評価してもらうという具体的な成果があります。そのような成果が出たときにやりがいを感じます。また、「自分が作った部品が世界のどこかの 装置に使われ、役に立っている」ということを考えると、それがモチベーションに繋がります。自分が役に立っているということを心の中で思って仕事に取り組んでおります。 |
製造部 S.O |
代表から一言
ものづくりに興味のある方は工場を見に来て、やる気のある方はぜひ挑 戦して欲しいと思います。日本の技術を支えているのは、当社のような町工場です。先代は「世界の町工場が日本である」とよく言っておりました。実際に、海外で製造された部品で、「ネジが噛み合わない」という理由で修理の依頼が来ることも少なくありません。部品の仕上がりの綺麗さは、当社の強みの一つでもあります。日本の町工場として、当社は誇りを持って仕事に取り組んでおります。 |